神山威氏へ 「誠意のない対応はやめてください!」


2014 年9 月17 日の「世界公文」で述べられているように、神山威氏は、真の父母様や世界本部の許可を得ずに、同年6月18日、UCI(いわゆる「郭グループ」)側の集会で講演をし、天一国経典『天聖経』の批判、真のお母様に対する批判をしました。その後も9月に韓国で講演会を繰り返し、日本でも講演をして、それらの講演内容を公開し、教会の一体化を損ねる言動を重ねました。

神山氏は、世界本部の指示に従わず、「世界公文」に対して、いまだに自らの立場を明確にしようともしません。

神山氏が、世界本部の許可も得ず、一方的に公開してしまった講演内容に対して、「真の父母様宣布文サイト」に、神山氏の誤った主張を正すために「第1弾」「第2弾」の〝教会の見解〟を掲載して応答しました。12月15日(月)、その「真の父母様宣布文サイト」を通じて、神山氏から「統一教会への公開討論の呼びかけ」と題する連絡がきました。それは、次のような内容です。(以下、「茶色」の文字の文)

 

昨今の教会の主張には、お父様のみ言からみて違和感を感じる方が多いのではないでしょうか。私は、お父様のみ言と異なる主張をしている教会に対し、公開討論を求めています。

9月に日本に行き、教会本部で討論することを求めましたが、妨害されてしまいました。また、東京で講演した後、その場に来ていた教会幹部に対し、公開討論を求めました。その幹部は、考えてみると言いましたが、今に至るまで何の音沙汰もありません。

ところが、数日前に、教会本部のホームページに、「『神山威氏の代弁者の批判』に反論する」という反論文が掲載されたことを知らされました。それは、太田朝久氏が統一教会を代表して、「神山威氏の講演内容の誤り」と文章と映像で、私を批判したようですが、私の講演を聞いた方が、ご自分のブログで「神山氏講演に対する本部批判について」といった批判を加えたため、それに対する反論だったようです。

こういった議論は、大いにすべきだと思いますが、教会は、私が公開討論を要求しているにもかかわらずそれを妨害し、また、私に対する批判文を教会のホームページに掲載しながら、私に何の連絡もせず、「神山威氏は沈黙したままです」などと嘘の主張をしています。

そして、「本来ならば、教会の『公式見解』に対しては、神山氏本人が応答すべきものであるというのが筋であるために、今後は、神山氏の応答があった場合に、『反論文』を掲載することを基本と致します。」などと述べていますが、これも私には一切連絡がありません。

しかし、これは良い機会と考えるべきでしょう。ぜひ双方が納得できる場で、双方同数の討論者で公開討論をしましょう。一週間、返答をお待ちしています。

2014年12月15日

 

上記の神山氏の〝言い分〟に対して、明確にしておきたいことがあります。「何の音沙汰もない」と言われますが、神山氏から「これが私の連絡先だ。ここに連絡して欲しい」という明言はありませんでした。「何の連絡もない」と言われますが、いったいどこに、どのような方法をもって連絡すれば良かったというのでしょうか。

また、「妨害された」と述べておられますが、教会は、信徒を守るために、世界公文の「一連の講演会は、真の父母様と世界本部に一切許可も受けない不当な集会である」ことを信徒に知らせ、集会の開催それ自体を妨害してはおりません。

事実、神山氏は、東京、名古屋、福岡での集会で講演したではないですか。また、「討論を妨害した」と言いますが、そのような事実は一切ありません。

 

ところで、今回、神山氏から「真の父母様宣布文サイト」を通じて連絡が届き、やっと返信先のメールアドレスが〝明記〟されていたので、そのメールに12月19日16:53(指定された1週間より3日早く)回答を返信しました。

神山氏への返信メール

その回答は、次のとおりです。(以下の青い文字が「回答文」)

 

神山威氏への返答

 2014年9月17日の「世界公文」は、神山氏が行ってきた行動に対して「一連の講演会は、真の父母様と世界本部に一切許可も受けない不当な集会であり、天の父母様と真の父母様の摂理には何ら役に立たない、反摂理的集会であることは明白である」と述べています。

もし、神山氏が、自分は今も教会員であるというならば、なぜ真の父母様と世界本部に一切許可も得ないでこのような言動を取っておられるのでしょうか。まず、教会員の一員として、いかなる立場で、また誰の許可を得て、祝福家庭や信者に対する働きかけをし、誤った言説をもって教会の一体化を損ねる動きをしているのか、明確にしていただきたいと思います。

 

ところで、この度、「真の父母様宣布文」のホームページを通じて、「統一教会への公開討論の呼びかけ」と題する連絡をいただきました。

しかしながら、すでに「反論」は示しております。まず、9月に神山氏が日本に来て、東京、名古屋、福岡で「講演会」をされ、自説を語り、そればかりか神山氏の講演内容を文章化した「資料」をすでに配布し公開しました。

「真の父母様宣布文」サイトに掲載した「第1弾・神山威元会長の講演文(2014年6月18日、プサン)の問題点」と、「第2弾・神山威氏の講演内容(2014年9月21日、東京)の誤り」は、先に神山氏が公開した誤った主張に対して、その「反論」として掲載したものです。

 

今回の「神山威氏の代弁者の批判に反論する」の文中に、「神山威氏は沈黙したままです」とあるのは、プサンや東京での神山氏の講演内容に対し、教会側が「第1弾」「第2弾」の公式見解で「反論」として応答したことに対し、それを公開した時点で、神山氏からの応答(反論)はまだ来ていないという趣旨で述べているものです。

もし「第1弾」「第2弾」の内容に対して反論があるならば、文書にて反論をしてください。

まずは、最初の方で述べたように、世界公文に対し、ご自分の立場について明確に述べていただきたく思います。

 

2014年12月19日

教会成長研究院 院 長 阿部美樹

        副院長 太田朝久

 

以上のように、教会側からは、きちんと「回答」を送りました。

ところが、神山氏が指定した期限の12月22日を迎えた翌日、統一教会員ではない、ある人物のブログに、「神山氏が公開討論の申し込みを日本の教団に送った。期限までに回答はなかった。近く、公開質問状を発表するそうだ」と誤った情報がアップされ、「あるサイトをチェックせよ」という宣伝文句まで記載されました。そして、その宣伝されたサイトには、それと連動するかのように、神山氏が久留米で講演した映像がアップされました。

そればかりか、まるで申し合わせたかのように、ほぼ同時に松濤本部には、神山氏の差出人名で〝住所不明〟の手紙(新宿北郵便局の24日の消印)が舞い込み、そこにも「1週間が過ぎても何ら回答がありません。よって、ここに……統一教会からの回答を求めたいと考え、公開質問状と致します」と一方的に書かれてありました。「回答はなかった」というのは事実に反します。

 

今回の神山氏の傍若無人な対応ぶりには、啞然とさせられます。「回答はなかった」という虚偽を公然と述べるとは、いったいどういう魂胆なのでしょう?

しかも、住所不明の手紙には、公開質問状に対する「回答」は次のメールアドレスに送りなさいと指定してあり、先の12月15日と同じメールアドレスが記されているではありませんか。

こちら側から誠意をもって返信しても「回答はなかった」と平然と述べる神山氏のメールアドレスに再び書き送る必要がどこにあるのでしょうか。実に無責任であり、悪質です。

 

12月19日、指定されたメールに送った「回答」にも書いたように、まず、世界公文に対して、ご自分の立場を明確にすることが先決ではないですか? そして、先に神山氏が公開した講演内容に対して、教会の公式見解として、すでに神山氏の講演内容の根拠を明確に示して「第1弾」「第2弾」の見解を示しております。

神山氏は今回、その見解を「真の父母様宣布文サイト」を通じて明確に読んだわけですから、それに対し、もし「反論」があるならば、文章で反論してください。

 

ところで、指定されたメールアドレスに、誠意をもって返信したにもかかわらず、それを「回答はなかった」と、統一教会員でもない人物までが加わって、事実に反することを、なぜ平然と述べ立てているのでしょうか。そこには、最初から〝虚偽〟を流布する意図があったものと言わざるを得ません。

 

これでは、実りのある書面による話し合いも、できないではないですか。まず、法人本体を陥れようという言動を慎んでください。もし、今も教会員であると言うのならば、このような策略的なやり方で統一教会本体をターゲットとした〝分裂行動〟を増長すべきではありません。

 

真のお父様は、私たち統一食口に対し、次のように語っておられます。

「『先天時代』は、対立、闘争、相克、不和の時代でしたが、『後天時代』は、調和、協力、相応、和解、統一の時代です。『先天時代』には、葛藤を助長し、分裂を起こして支配しましたが、『後天時代』には、このようなことが、これ以上、許されなくなります。和解と調和、平和、統一を志向する個人、集団、社会、国家が中心となって主導していく環境圏になります」(「ファミリー」2005 年4 月号、22 ページ)

 

真のお父様は、2010年7月16日、神山氏をはじめ数名の日本人食口を呼ばれ、「ボート会議」をニューヨーク沖で持たれました。真のお父様は、その場で直接、神山氏に対して「顯進は先生と同じ方向に向いていない。なぜ顯進の方に行くのか。ちゃんと先生につながらないといけない」と明確に語られたことを思い出してください。

真のお父様は、神山氏に「なぜ先生に質問しないで顯進の方に行くのか。こんな船の場を本当はつくりたくなかった。霊界に行っても言われるよ」とまで忠告されました。

 

神山氏は、「お母様は変わられました」と言って批判しますが、変わられたのは真のお母様ではなく、他の誰でもない、神山氏本人のほうです。真のお父様のみ言を引用して自分の正統性を語ろうとするならば、まず、お父様が直接、神山氏に対して語られた2010年7月16日の「ボート会議」でのみ言、即ち「顯進は先生と同じ方向に向いていない。なぜ顯進の方に行くのか。ちゃんと先生につながらないといけない」、および2011年 2月 4日の愛勝日記念式で、真のお父様が神山氏に対して警告を発したみ言(世界公文を参照)を実践して下さることを切望いたします。

 

神山氏に対しては、すでに教会本体側から「第1弾」「第2弾」の公式見解を示しておりますので、書面でそれに理性的に応答すればいいだけのことです。教会本体としては、今回の虚偽発言など、その公開討論を呼びかける動機や目的そのものに策略的、サタン的な意図があると判断し、一切応じないことをあらかじめ明言しておきます。

なぜならば、神山氏は「世界公文」にあるように、真の父母様や世界本部に従わずに行動をしています。本文書の最初で触れた通り、神山氏は、自分が教会の信者であるというならば、9月17日の「世界公文」に対して、自らの真の父母様に対する姿勢、世界本部に対する姿勢について明らかにすべきです。また、真のお父様が、神山氏に対して語られた顯進様に対する姿勢についての直接の警告、さらに「真の父母様宣布文サイト」に掲載した真の父母様が顯進様に対して教会財産の返還を指示された「宣布文」に対しても、自らの立場を明確にすることが最優先されるべきことであると考えます。

以上

2014年12月29日

教会成長研究院 院 長 阿部美樹

副院長 太田朝久