崔在順グループ問題について

 真のお父様は、次のように語っておられます。
 「先生が霊界に行ったとしても、お母様が地上にいれば、霊界と地上界の統一圏ができるので、いつでもお母様がいる地上に来て一緒に暮らすことができるのです」(マルスム選集250‐341)

 また、真のお母様も次のように語っておられます。
 「お父様は、私がこの地上にいるがゆえに、(これから)実体的にもっと大きく役事されることでしょう。そのことを皆さんは今後、清平を通してより多く体恤することになるでしょう。お父様が約束されました。お父様にお会いしたかったら、多くの実績を持って清平を訪れ、お父様にお会いしてください。……(お父様が)どこでも、再臨の役事をされるでしょうか? とんでもないことです。今、お父様がおいでになる所は私と清平しかないのです」(『トゥデイズ・ワールドジャパン』2012年12月号7ページ)

 さらに、次のように語っておられます。
 「地図を見ると、清平が女性の子宮に該当します。子宮は新たな生命を身ごもる所です。ですから、清平は、堕落した人類を野生のオリーブの木から真のオリーブの木へとつくり変えてあげる所です。そのような点で、世界の人々はみなこの清平に集まってこなければならず、彼らを新たな生命に生み変えてあげなければなりません。私たちの永遠なる本郷は、真の父母様がいらっしゃる所です」(『真の父母様の清平摂理に対する理解』31ページ)
 清平は本郷苑です。父母様の故郷は定州と安州ですが、ここ(清平)が本郷です。この清平聖地を世界人類が慕い、行きたいと思う所にし、ここで暮らしたいと思う聖地にしようと思います」(『み言から見た真の父母様の天寶摂理五十年』137ページ)

 これらのみ言にあるように、清平こそが本郷の地であり、人類を真のオリーブの木につくり変える唯一の場所です。「お父様がおいでになる所は私と清平しかない」とあるように、霊的役事をする場所は清平が中心です。ところが最近、現場から上がってくる報告によれば、崔在順(チェ・ヂェスン)氏という女性が清平の霊的役事を否定しているとのことです。

 韓国本部の2000年10月2日付の「公文」は、誤った霊的集団である崔在順、チャ・ドスン、ユ・キョンスン、キム・ヂョンオク、ユン・ヒャンヂュン、パク・ソンファの6人の名前を挙げて、以下のように注意喚起しています。
 「真の父母様の指示事項:真の父母様は上記の人たち(崔在順ら)の誤った霊的現象に対し、去る9月23日、入籍21日修練会のみ言で、強くその過ちを指摘し、四位基台入籍祝福式に参加を許可しない」と指示されました。

 崔在順氏(女性霊能者)に従う人々がおり、それが「高木グループ」と呼ばれる集団です。
 彼女たちは、子女教育に不安を持つ教会員に近づきながら、独自の教えで家庭連合に対する批判的な思いを持たせ、信仰上の混乱を引き起こしています。拠点は、石川県小松市にありましたが、現在では、大阪府枚方市、京都市(嵐山)、名古屋市港区などに広がっています。
 問題の経緯を簡潔に説明します。

(1)1990年代から2003年までの状況
 「高木グループ」の出発点は、1982年ごろ復帰された、3万双の既成祝福を受けた婦人から始まりました。彼女は、自分と合う責任者の時はいいが、考えが合わない責任者との間で葛藤を抱えることが多くありました。
 彼女は、最初、金長松(キム・ヂャンソン)氏という女性霊能者と活動をしていました。彼女の長女がアメリカで活動している時、金長松氏と知り合い、その長女を通してアメリカの情報が入ってくるようになり、その婦人は、「私には特別な使命がある」と語り始めました。
 やがて、婦人は「自分の考えと違う」と言い、教会の責任者に従わなくなり、独自の活動をしながら、家庭連合を批判するようになりました。
 特に、大学進学を控えた子供がいる教会員に近づき、子供の悩みを聞きながら自分の集団に引き入れたりするようになり、グループの基盤を築いていくようになりました。

(2)2003年から2009年までの状況
 やがて彼女たちは、崔在順氏と組んで、金長松氏を追い出し、新たな霊的活動を始めました。集団内では、崔在順氏を「愛母様(エモニム)」と呼んでいます。崔氏は、自分が独自的に受けた霊的啓示を中心に、自分なりの原理観を語り、真の父母様の前に行かなくなりました。
 その彼女なりの内容は、
 ・3つの家庭が、集団生活をすることで早く堕落性を脱ぐことができる
 ・堕落性を見つければ、すぐに指摘すべきである
 ・地獄を通過しないと天国には行けない
 ・堕落性を脱がなければ神のもとに帰れない
 ・堕落は淫乱から。それを整理するため分別生活を強要する
 というものであり、「集団生活」をすれば堕落性を早く脱ぐ道があるとして、「集団生活」をさせます。被害に遭った人の報告では、崔在順氏は、行き過ぎた強制的な信仰指導をしており、恐怖心を煽ったりするとのことです。恐怖心によって強く拘束され、逃れようとしても「集団生活」をして生活基盤を奪われているため、逃げ出すことができなかったと報告しています。特に、二世問題を抱える家庭や悩みがある教会員が誘われやすく、崔在順氏の主管力が強いため、一度「集団生活」を始めると抜けられなくなるとのことです。

(3)2009年から現在までの状況
 崔在順氏が彼女らの集団で活動を始めたころ、崔氏の信仰の姉妹である金敬順(キム・キョンスン)氏が、彼女らの活動に加わりました。その後、金敬順氏は彼女らの集団につまずき、家庭連合を脱会。今では既成教会の牧師と組んで、反対牧師と同じように家庭連合信者を脱会させる活動をしています。なお、金敬順氏の問題に対する公文が、2014年10月24日と2015年6月30日に2度出ていますので、参照してください。
 彼女らは、家庭連合に正式に所属していないため、被害を受けた人の共通点として、一度巻き込まれると、強烈な主管を受け、完全主管されてしまうとのことです。
 信仰生活においては、真の父母様との一体化が極めて重要です。家庭連合の教会に所属することは、信仰生活に重要ですが、彼女たちの集団の場合、教会を通して真の父母様につながる道はないために、完全主管された人は、自分の信仰がずれていることにさえ、気が付かない傾向があるとのことです。
 現在、彼女らの集団の活動状況として、①気功(按手)治療 ②独自の講演会開催 ③独自のみ言解釈による教育などがあります。活動拠点としては、前述したように、①石川県小松市 ②大阪府枚方市 ③京都市(嵐山) ④名古屋市港区などがあります。彼女らの主張として、①天寶役事の否定、②お母様の否定(お母様からはみ言が出てこないなど)、③誰かが真のお母様の使命をしなければならないなどと語っています。
 今後の計画としては、京都に本部をつくり、学校や老人ホームなどをつくっていくと語っています。