4.「郭錠煥氏がサタン」とは、どういう意味ですか?

 『原理講論』には、天(神)の側とサタンとの側の区別は何によって決定されるのか、について次のように記されています。

 「天(神)の側とサタンの側との区別は神の復帰摂理の方向を基準として決定される。神の復帰摂理の方向と同じ方向を取るか、あるいは間接的でもこの方向に同調する立場をとるときこれを天の側といい、これと反対になる立場をサタンの側という」(541ページ)

 真の父母様が、世界会長である亨進様を中心として推し進めておられる摂理を認めず、真の父母様が公認していない独自な活動をし、さらに、統一運動に対して人的にも経済的にも数多くの損害と負担を課している行為は、神様の復帰摂理の目的実現に反する行為となってしまうがゆえに、サタンの側の行為となるのです。

 すなわち、イエス様が成そうとされた摂理を妨害する立場に立ったペテロに対し、イエス様は「サタン」(マタイ16章23節)と言われ、また、イスカリオテのユダがイエス様をユダヤ教指導者に銀貨30枚で売り渡し、サタンの手足となってしまったのと同じ立場に立つということです。

 真のお父様も同様に「神の復帰して行こうというその道を正面的に妨害しようとするのがサタンの行為である」(1973年7月8日、「復帰路程における日本の使命と理想世界」の御言)と語っておられます。