7. 神様のみ旨とは何ですか?

神様のみ旨とは何ですか?

①「み旨の定義」について

真のお父様は、神様のみ旨について、次のように定義しておられます。

 「私が神様のみ旨に対して定義をしてみましょう。私は、神様のみ旨とは『創造理想を完成すること』だと定義を下します。

それでは『神様の創造理想を完成する』ということは何でしょうか。それは人間の理想を完成することです。言い換えればアダムとエバを中心として、全被造世界が神様のみ旨の前に一体となり、アダムとエバの理想を完成することです。統一教会の言葉を使って言うならば、神様のみ旨は四位基台を完成することです」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』402ページ)

「統一教会で見る神様のみ旨、すなわちレバレンド・ムーンが知っている神様のみ旨とは何でしょうか。それは神様が宇宙をつくった創造理想、すなわち創造目的を完成することです。神様はすべての被造万物を創造するとき、必ず目的をもって創造されたので、そのような神様の創造目的を成すことが神様のみ旨です。その目的の中心は誰でしょうか。アダムとエバでした。それゆえに私は、創造の理想を実現すること、すなわちアダムとエバを中心とした理想を実現することが、神様の創造目的だと見るのです。では、その理想実現とは何でしょうか。それはまさに四位基台を成すことです」(前掲書、403ページ)

 

これらの御言にあるように、「神様のみ旨」とは「神様の創造理想を完成すること」、「神様の創造目的を完成すること」、「人間の理想を完成すること」、「四位基台を完成すること」(神様中心の家庭の基台を完成すること)です。

 

②神様の創造目的の中心は「真の父母様の完成」

上述の御言で注視すべき点は、真のお父様が「その目的の中心は誰でしょうか」と問い、「アダムとエバでした」と語っておられる個所です。

この個所は、一体、何を意味するのでしょうか。その意味は、「神様のみ旨」である「創造目的の中心」が、「アダムとエバの完成にある」ということです。すなわち「真の父母様の完成」ということです。

 

③四大心情圏と三大王権を完成した理想家庭

さらに、真のお父様は「四大心情圏と三大王権を完成した家庭が理想的な家庭です」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2575ページ)と語っておられます。