10. 郭グループ問題 ‐ C.教会はどのように対処しているのか?


C.教会はどのように対処しているのか?

 1.説得段階 

 当初、真の父母様は、「顕進様を中心に真の家庭が十二支派を形成する」ことを願っておられましたが、次第に顕進様は、「メシヤに耳を傾け、そのつど指導を受けて修正していく」よりも、「ご自身が確信した真の父母様の遺産=神様の夢の実現」に傾斜して行かれ、「超宗教」よりも「脱宗教」を志向する印象になりました。

 終末期を歩むポイントは、「自分の確信通りに生きる」よりも「メシアに出会い、メシアに侍って歩む事」にあります。世界会長就任の前後に、真のお父様は、お母様を中心に兄弟が一体化するように、顕進様と幾度も対話を試みられたが、果たせなかったようです。

2.葛藤段階 

 世界会長就任後、真の父母様の指示とは別に動くという意味で、「郭グループ」が形成されていきました。以前ならば問題にならなかった事柄までも、様々な組織問題として顕在化していきました。ただし、お父様は、「GPFなどを一時停止し、私の元に来て一年間学びなさい」と、問題収拾のための助け舟を出しておられます。

 一連の混乱に終止符を打つために、真の父母様が責任者を招集された場所が、江原道束草でした。郭グループでは、霊界メッセージが改ざんされたと抗議し「束草事件」と呼んでいます。実際には、改ざんなどはなく、霊界メッセージと指示事項が続けて朗読された故に生じた誤解でした。結局、彼らは真の父母様の指示事項を受け入れられず、こうした調停作業はとん挫しました。郭グループの人々は、真の父母様の訓読会に現れなくなりました。

3.措置段階(法的・組織的両側面で) 

 韓国・南米・北米・アジア圏…。法律を盾に、郭グループによる教会資産の接収の動きが本格化し、宣教本部は、世界各地での裁判という法的措置をとるに至りました。郭グループからすると、世界会長や理事長を認めていないため、「(教会資産を)奪われないため」の措置と考える訳ですが、世界宣教本部からすると、世界会長任命後にも、教会資産を自分の所有物のように動かす郭グループを放置するわけにはいきません。真の父母様からしても、既に世界会長を後継者として決定した後に、トラブルを起こした郭グループに対しては、心を痛めておられるのです。

 真の父母様は、2010年4月23日、いわゆる『異端者・爆破者』で有名になった書簡を発表なさいました。この文は、実は「世界宣教本部発行の公文のみを公式に認める」という指示の前文にあたり、「宣布文」と表現されていますので、これを第一次の宣布文と見ることもできます。そしてちょうど一年後の2011年4月23日、第二弾の『真の父母様宣布文』を発表されました。宣布文は、『すべての権限を創始者である真の父母様に返還しなさい』とあるように、問題解決の唯一の道を示したものです。以後、韓国全土で、続いて日本でも、宣布文実行委員会(対外協力局)が組織されました。正確な情報を伝えるHP( 当ホームページ http://trueparents.jp) による内部教育と、真の父母様を中心に摂理を展開する宣誓サインを以て、天一国基元節までには、郭グループ問題を収拾する道筋がようやく整ったのです。