真の父母を離れては行く道がありません(1)


1.郭錠煥氏は完成期の家庭路程の御言を軽視しているのではないか?

上図のごとく、祝福一世は死亡線(長成期完成級)を越えて原罪を清算し、完成期に上がって、神様の血統圏にあります。しかし、本然の血統には連結されていません。真のお父様は「皆さんが先生の直系の子女だと思うことは、大きな錯覚です」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」)と語っておられます。

 郭錠煥氏は、祝福家庭として死亡線を越えて完成期にいますが、そうであっても「本然の血統」ではありません。したがって心と体が分裂して心身統一ができず、神様の心情と完全に一体化することはできません。

完成期を歩む家庭路程において、郭グループのようにメシヤ(真の父母様)から離れてしまえば、行く道がなくなってしまいます。原理的にそうなっています。それゆえ、36家庭の中心的存在であった郭錠煥氏といえども、われ知らず神様から離れていき、堕落していく可能性があるのです。このことに関して、真のお父様は次のように語っておられます。

「真の父母は蘇生、長成、完成(期)基準以上に、完成基準を通過して下りてきているのです。解放圏を経て、神様をお連れして、堕落圏の長成(期)完成(級)基準まで下りてきて、先生が接ぎ木してやるのだから、先生を通して完成基準に上がる道ができるのです。梯子が作ってあるのです。分かりましたか?真の父母が通過した梯子があるので、それ(完成期)を上がることができるのです。……真の父母と一体となっていけば、無難にその峠は通過します。真の父母を離れた場合には、行く道がありません。原理的にそうなっているのです。分かりましたか?」(『訪韓修練会御言集』74~75ページ、1993年12月19日の御言)

原理によると、神様は間接主管圏に直接干渉することができません。しかし真のお父様と一体となっておられるがゆえに、「真の父母が神様をお連れして、堕落圏の長成期完成級基準まで下りてくることができる」というのです。

神様が真の父母と共に間接主管圏に下りてくることができるというこの驚くべき御言は示唆に富むものです。

ところで、祝福一世はどのようにして神様と心情一体化して救われていくのでしょうか?すなわち、信仰の方向性と目的、そのビジョンはどのようにあるべきかという問題についてです。

蘇生期は行義、長成期は信義、そして、完成期である成約時代は侍義の時代と言われますが、その侍義の時代に関して、私たちは具体的な天の願いを明確化しておかなければなりません。

メシヤによって原罪を清算した祝福家庭は、「死亡の峠」(長成期完成級)を越えて解放・釈放され、完成期に上がって皇族圏になっています。

直系の子女様は王族圏です。皇族(カイン)も王族(アベル)も「神様のもとの一つの家族」です。したがって無原罪の祝福二世は、直系の子女様と結婚することができるのです。真のお父様は、次のように語っておられます。

「四大心情圏と三大王権を、私たちの家庭で成し遂げなければなりません。……皇族圏が始まろうとするならば、このように生き、今後、先生の息子、娘と同じ血統にならなければなりません。何の話か分かりますか。先生の息子、娘と姻戚を結んでこそ、皇族圏を連結させることができるということです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2581ページ)

「アダムの子孫である五十億人類が皇族圏に立つためには、先生の直系の息子、娘(王族圏)を中心としてカイン、アベルです。絶対的に一つにならなければならないということです。……先生の直系の血統(王族圏)と皆さんの子女が結婚することによって皇族圏と一つになり、カイン・アベルがなくなるのです。ここに集まった女性たちの最大の願いは、いかにして自らの子孫を先生の子孫と結ぶようにするかということです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2586~2587ページ)

これらの御言にあるように、真の父母を中心に、皇族と王族が結婚することによって血統が完全に連結するというのです。このように、「皇族」(祝福家庭)は「王族」(真の家庭)に侍り、真の父母の勝利圏と心情を相続し、やがて真の家庭の一員となっていくことが天の願いなのです。

そして、「家庭盟誓」にあるように、心情文化世界を創建する天一国主人となって、天上天国と地上天国の解放圏と釈放圏を完成していかなければなりません。そのように生きていくことが成約時代(侍義の時代)であり、天の願いです。

2.真の家庭の三代圏の中心は「祖父母」である

「真の家庭」の三代圏における中心は、祖父母(真の父母)です。その中心は、父母(子女様)でも、孫でもありません。

御言に、「おじいさん、父、自分たち夫婦が三大王権を象徴します。おじいさんは過去を象徴し、父母は現在を象徴し、自分たち夫婦は未来を象徴します。そして、おじいさんは霊界の特権大使として自分の家庭に送られた方なので、おじいさんの言葉に絶対服従する家庭は繁栄します」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」2578ページ)とあり、また「神様は祖父母の位置であり、アダムは父母の位置であり、子女は息子、娘の位置です。同じように、皆様の家庭でも三代が一つの家庭に安着すれば、祖父母は、天上天国の神様の位置」(『平和神經』314ページ)とあります。

顯進様は「本然の血統」であり、「真の家庭」の一員ではありますが、み旨の中心ではありません。人類の罪悪歴史の蕩減復帰も、人類の救済も、天宙の再創造も、「真の父母」によってすべて蕩減復帰され、完成・完全・完結しているのです。

その事実を神学的に表現すれば、キリストを抜きにして完全な神認識も救いもないということです。

顯進様はその著書『神様の夢の実現』で、縦軸として、神様、真の父母様、真の家庭の勝利のレガシー(遺産)を相続することを説いておられますが、その中心は「真の父母様」であることを明確化しなければなりません。

天宙の中心は真の父母様です。「真の家庭」の三代圏(三大王権)は、真の父母様に直結してこそ、意味があり、神の理想を成し遂げることができます。

顯進様と郭錠煥氏が一刻も早く真の父母様のもとに帰ってこられ、真の父母に直結し、真の家庭の三代圏を成し遂げていかれるように切に願うものです。

3.神様の「み旨」とは何か?

郭グループは、統一教会の指導者が神様の「み旨」とは何であるかを知らずに、「真の父母様に間違った形で侍り、摂理を間違った方向性に導いている」(『神様の夢に実現』序文より)と批判していますが、その批判はひとりよがりな批判であると言わざるを得ません。

神様のみ旨とは、神様の「創造理想を完成すること」です。真のお父様は、次のように語っておられます。

「私が神様のみ旨に対して定義をしてみましょう。私は、神様のみ旨とは『創造理想を完成すること』だと定義を下します。

それでは『神様の創造理想を完成する』ということは何でしょうか。それは人間の理想を完成することです。言い換えればアダムとエバを中心として、全被造世界が神様のみ旨の前に一体となり、アダムとエバの理想を完成することです。統一教会の言葉を使って言うならば、神様のみ旨は四位基台を完成することです」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』402ページ)

「統一教会で見る神様のみ旨、すなわちレバレンド・ムーンが知っている神様のみ旨とは何でしょうか。それは神様が宇宙をつくった創造理想、すなわち創造目的を完成することです。神様はすべての被造万物を創造するとき、必ず目的をもって創造されたので、そのような神様の創造目的を成すことが神様のみ旨です。その目的の中心は誰でしょうか。アダムとエバでした。それゆえに私は、創造の理想を実現すること、すなわちアダムとエバを中心とした理想を実現することが、神様の創造目的だと見るのです。では、その理想実現とは何でしょうか。それはまさに四位基台を成すことです」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』403ページ)

これらの御言にあるように、神様の御旨は、神様の「創造理想を完成すること」、「人間の理想を完成すること」、「アダムとエバの理想を完成すること」、「四位基台を完成すること」(神様中心の家庭の基台)であるというのです。

もっと具体的に言えば、「四大心情圏」と「三大王権」を完成することを意味しています。

この御言で注視すべきは、真のお父様が「その目的の中心は誰でしょうか」と問い、「アダムとエバでした」と語っておられる点です。すなわち、その中心は「真の父母である」ということです。

そのことを、顯進様および郭グループの人たちも述べるには述べますが、その重要性を忘れていると言わざるを得ません。なぜなら、真のお父様の御言に従わず、真のお母様を批判しているからです。

 神様は、真の父母の口を通して語られます。神様の摂理も、天一国創建の方策も、真のお父様を通して語られるのです。ですから、「真の父母」に絶対信仰・絶対愛・絶対服従であるというのです。

現在、顯進様も郭錠煥氏も真の父母様から離れて分裂し、食口たちを誤った方向に導いていこうとする立場にあります。この現在の状況は、大変残念なことであると言わざるを得ません。

郭錠煥氏および郭グループの人たちは、上述の完成期の御言を知らないのではないかと思わざるを得ません。知っているなら、真の父母様を離れて分派を形成することはできないはずです。

神様の「真の愛」と「真の生命」と「真の血統」の中心である「真の父母様」から離れて行けば、いずれ衰退し、滅亡していくことでしょう。

それゆえに、悔い改めて、はやく真の父母様のもとに帰ってこられるよう願わざるを得ません。