真の父母を離れては行く道がありません(2)


 

「完成期7年の家庭路程」について

顯進様はその著書『神様の夢の実現』で、真の父母様のレガシー(遺産)とは何か、と問われ、「私たちは新しい時代、新しい段階に突入しました」「私たちが神様と真の父母様を証し、解放してさし上げることができ、地球村大家族を建設することができる、そして神様、真の父母様、真の家庭との縦的軸に、人類が連結することができるそのような時代に突入しました」(Chapter8、「2002W‐CARPシンポジウム閉会の辞」169~170ページ)と語っておられます。

しかし、神様の夢の実現のために、「縦軸の重要性」は説かれていますが、いかに「縦的軸に、人類が連結するか」に関しては、「Chapter13、W-CARP40周年記念式基調演説」で、「お父様が、祝福中心家庭の血統転換とは、祝福を通して新しい血統を探し出し、血統転換することのできる、神様、真の父母様、真の家庭という縦的軸に、接ぎ木されたことだと語られました」(282~283ページ)と言われるだけで、具体的にそれ以上の説明をされてはおりません。

したがって、私たちはもっと詳細に、完成期の家庭路程についての「真のお父様」の御言を知り、それを明確化しておく必要があります。

1.縦的八段階

真のお父様の御言に、「僕の僕から僕の位置、その次に養子の位置、庶子の位置、直系の(実子の)位置、その次に母の位置、母と一つになって父まで訪ねてきて八段階を上がっていかなければなりません」(2006年6月号『ファミリー』30~31ページ、第47回「真の父母の日」記念礼拝の御言)とあります。

この御言によると、成約時代は「庶子の位置」から直系の(実子の)位置に上がり、その次に「母と一つになって」とあるように、「真の母」を抜きにして、完成基準(父)まで上がって行くことができないことを表示しています。

このように、八段階をあがるには、真の母、真の父を抜きにしてはあり得ないということを、明確に知っておかなければなりません。

2.完成期は「家庭路程」

 

真のお父様は、次のように語っておられます。

「復帰の道は、一人で行くことのできる道ではありません。必ず祝福という関門を通して、堕落前のアダムとエバの立場である長成期完成級の基準を克服しなければなりません。そうなれば、完成期に上がることができるというのです」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』944ページ)

「皆さんは祝福を受けても天国に入籍され得ません。天国の門はすべて開いていますが、この七年路程を越えられなければ入ることができないのです」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』967ページ)

私たちは、祝福結婚によって原罪を清算(血統転換)し、サタンの支配から解放・釈放され、堕落前のアダムとエバの位置に復帰されて救われています。しかし、祝福結婚の位置は完成基準ではなく、天国への出発点に過ぎません。まだ完成期7年の家庭路程が残っているからです。

①「神様と暮らす」

真のお父様は「成約時代」について、次のように語っておられます。

「成約時代は、何の時代ですか。サタンと暮らすのではなく、神様と暮らすのです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2630ページ)

「今、特別に『侍義』というのは、生活化天国時代のことをいうためです。それで、侍義を掲げてきたのです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2631ページ)

このように、完成期の成約時代とは、神様、真の父母様、真の家庭に侍って生きる「侍義」の時代なのです。その点を忘れてはなりません。

②「真のお母様が絶対中心」

また真のお父様は「お母様が絶対中心である」と、次のように語っておられます。

「伝統はただ一つ!真のお父様を中心として!他の誰かの、どんな話にも影響されてはいけません。先生が教えた御言と先生の原理の御言以外には、どんな話にも従ってはならないのです

今、先生を中心としてお母様を立てました。先生が霊界に行ったならば、(地上においては)お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません。今、お母様が行く道は、お父様が今まで立てた御言と説教集を中心として、行かなければならないのです。他の言葉を述べるのを許しません」(1995年夏季号『祝福』85号、68ページ、1994年12月24日の御言)

③「御言に侍る」

真のお父様は、お母様に対して「他の言葉を述べるのを許しません」と厳しく語っておられますが、現在、真のお父様ご自身が、御言と説教集の中から精選された「八大教材教本」に侍りながら生きておられるのです。

また、「この本」(八大教材教本)に関して「これまでもお母様に準備を任せて、あらかじめ、あるか、ないか、準備したか、確認しながら生きています」と語っておられます(2011年天暦9月号『トゥデイズ・ワールドジャパン』12ページ、天暦8月5日(陽暦9月2日)の御言)。

3、皇族圏と王族圏の関係

①皇族圏とは何か

真のお父様は「皇族圏」について、次のように語っておられます。

「神様が完成した成約時代と真の父母時代を発表する時は、五十億人類の世界万民をすべて皇族として扱うのです。皇族圏として認めます。しかし、皇族圏の資格は認めません。皇族圏に入ってくることは許可するのですが、皇族になるためには蕩減復帰原則によって、個人からこの世界まで、誰よりもアベルを愛したという歴史がなければなりません」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2586ページ)

このように、真の父母様を中心に、「誰よりもアベルを愛したという歴史」を通して、全世界の人々を皇族圏にしていかなければならないのです。人類は、真の父母様を中心として「神様のもとの一つの家族」なのです。

②「直系の子女様」は王族

真のお父様は「直系」について、次のように語っておられます。

皇族圏は、先生の直系ではありません先生の直系は蕩減を越えています。今まで、堕落した人々が長子権の権限をもってすべての人々を地獄に連れて行くようなことをしてきたのですが、今は長子権を譲渡し、自分たちは次子圏に立っているのです。そのようになったので、次子の立場から、王族として全く同じく認められて神側に入っていくことによって、サタンとサタンに属するすべてのものは、神様を讒訴するただの一点もなくなってしまうのです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2586ページ)

 

真の子女様は真の父母の直系であり、「長子の血統」(本流)です。それに対し、祝福家庭は次子です。

③皇族(カイン)と王族(アベル)は如何にして連結されるのか

真のお父様は、「今後、先生の息子、娘と同じ血統にならなければなりません。何の話か分かりますか。先生の息子、娘と姻戚を結んでこそ、皇族圏を連結させることができるということです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2581ページ)と語っておられます。

この御言にあるように、皇族と王族の連結は、真の父母を中心として、直系の子女様と無原罪の祝福二世との結婚によるのです。これによって一世は「王家の親族」となるのです。

そして、御言に「その皇族圏の心情を体恤した人々が天国に入っていくようになっているのです」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2585ページ)とあります。

 

4、縦的な王権と横的な皇族圏の一体化による統一世界

「縦的な王権が主体です。この縦的な王権と横的な皇族圏が一つになり、より大きな統一された世界をつくるのです。そこで神様と連結されるのです。最高の相対と連結されるというのです。マイナスの立場で、より大きなプラスと一つになって発展するのが理想世界です。これが再創造の公式です。統一教会のこの概念以上の代案はありません」(『天聖経』「真の家庭と家庭盟誓」から、2585ページ)

このようにして、人類は真の父母を中心として「神様のもとの一つの家族」になるのです。その理想世界を実現するために、どこまでも真の父母様を中心として歩んでいかなければならないのです。