文責:教理研究院
注、真の父母様のみ言は「青い字」で、UCIおよびFPA(いわゆる「郭グループ」)側の主張は「茶色の字」で区別しています。
「ONE TRUTH有志の会」は2021年3月16日、彼らのブログに批判文を掲載し、「韓女史が無原罪だと語ったのは『イエス様と韓女史』であるにも関わらず、『お父様と韓女史』が無原罪だと読める文章に編集されています。これは改竄と言えるでしょう」などと述べています。
ここで重要なことは、真のお母様が語られた「原罪なく生まれた独り子」とは、いったい誰のことを指しているのかという点です。
このみ言は、2017年4月12日の「真の父母様のご聖婚記念日」に語られた真のお母様のみ言であり、1960年4月11日のご聖婚式について触れられたものです。
「ONE TRUTH有志の会」は、これは「イエス様と韓女史」のことについて語っているのだと述べていますが、それは甚だしい曲解であり、完全な誤りです。
真のお母様が定められた「真尊影(お写真)」を見ればわかるように、1960年4月11日にご聖婚されたのは、文鮮明・真のお父様と韓鶴子・真のお母様のお二人です。それ以外の誰と聖婚したと言うのでしょうか。
ちなみに、サンクチュアリ教会は「真尊影」の真のお母様の部分を別の女性にすげ替えて、偽りの写真を作成していますが、まさか、UCI側は「真尊影」の真のお父様の側を改ざんしようとでも言うのでしょうか。驚きです。
真のお母様が定められた「真尊影」を見れば明らかなように、真のお母様は「文鮮明・真のお父様」とご聖婚されたのであり、1960年4月11日について「天のみ旨に従って『小羊の婚宴』を挙げた日です。天にとっては栄光の日であり、人類にとっては喜びと希望の日となったのです」(2017年4月12日、『韓鶴子総裁御言選集1』55ページ)と語っておられるのです。
したがって、2017年4月12日の「原罪なく生まれた独り子」とは、真のお父様以外にあり得ません。UCI側が広めてきたみ言改ざんに終始した金鍾奭著『統一教会の分裂』とは違い、韓国の鮮鶴歴史編纂苑および教理研究院はみ言の改ざんなどしていません。
ちなみに、真のお母様は自叙伝で「それから2000年後、天は韓民族を選び、独り子と独り娘を送られました。……韓半島に独り子と独り娘を誕生させ、世界を救い、人類を愛によって導くようにすることが神様のみ旨でした」(『人類の涙をぬぐう平和の母』49ページ)と語っておられ、また「解放(終戦)とともに、国の名前をなぜ『韓国』としたのか考えたことがありますか。この国は天の摂理の中でできたというのが結論です。独り子と独り娘が誕生した国(韓国)だからです」(『韓鶴子総裁御言選集1』41ページ)とも語っておられます。
さらに、2015年5月23日、アメリカ・イーストガーデンの訓読会では「その独り子、独り娘が誕生した国である故、天は韓国を守らなければいけませんでした」と語っておられます。
それ以外に多くの箇所で、同じように独り子と独り娘について語っておられます。当然のことながら、イエス様は韓国に生まれたのではなく、また、真のお母様と聖婚して「真の父母」となったことはありません。「ONE TRUTH有志の会」の主張は、家庭連合、教理研究院を批判しようとする余り、基本的な点に気づいていないか、あえて無視しているか、余りにも稚拙な主張と言わざるをえません。
2017年4月12日のみ言の「原罪なく生まれた独り子」とは真のお父様のことです。
ところで、「ONE TRUTH有志の会」は「【改竄の疑い】教理研究院はこれ以上罪を犯してはならない」などと述べますが、この言葉はそっくりそのまま〝改竄の常習者〟である彼らにお返しします。
以上